宅建受けてきました。
皆さん、ご無沙汰しております。
韓国旅行記を放置して数ヶ月が経過してしまいました。
その間はバイトと勉強しておりました。
会社を辞めたら勉強時間をかなり確保できるんじゃと思っていたのですが、
勘違いでしたね。
変わらないどころか、減っているかもしれません。
住民税はきついし家賃負担もキツいし、挙げたらキリがないっすね。
とりあえず、来年までの計画の中で宅建は今年取ると決めていたので勉強もそれなりにしつつ数ヶ月過ごしてきました。
7月から8月までは宅建の勉強に集中して、9月は鑑定士の勉強、10月の試験日までは宅建の勉強という感じで進める予定でした。
今思えばおおかた予定通りに進んだと思います。
ただ、宅建の試験日には行政法規まで完璧にするというのはダメでしたね。
宅建でも学習する範囲を超えての学習はやはり難しかったです。
都市再開発法やマンション建替円滑化法みたいに、ちょっと土地区画整理法に似てるとこはさわれたんですけど、それ以外がダメです。
宅建を受けた目的には2つあります。
1つ目は当然来年鑑定士を受けるためです。
宅建がないと受けられないわけではありませんが、受かってないと何か不安で。。。
2つ目は清算のためです。
大学時代、法律の勉強してみようかと思ってちょっとだけ宅建のテキストを読んだのですが、
「やっぱり法律は嫌いだからこういうのは専門家に任せるべき」と思って途中で辞めたんです。
まさか自分が将来法律が関係する職業を志すとは想像もしませんでした。
そんな昔の自分にケジメを付けるためにも今回受けました。
私はユーキャンの宅建テキストを使ったのですが、
試験当日には問題集はほぼ丸暗記してました。
問題を言われれば解説が浮かぶくらいの状態。
テキストは数ページ暗記できてない箇所がある、という感じでした。
過去問は1回もやりませんでした。
やる時間が無かったという方が適切ですね。
前日にテキストに付属した予想問題をやろうかと思ったんですがやりませんでした。
悪い点だったら縁起が悪いし、やって間違ったところを覚えるよりテキストの暗記に徹しようとの考えです。
これだけやれば試験当日はペンが止まることなくスラスラ回答できるかも、という淡い期待をしていましたが、そんなに甘くないですね。
初めっからペンは止まりまくり。
判決文を読んで答えなさいという問題を目にした時も「判決文を読め」なんて無理ーーー
と思いました。
Twitterを見てると「けだし」という言葉が出てきたことに皆焦ったようです。
私は知ってましたが、「けだし」以外の日本語が意味不明だったので、文章を作り替えたものを下にガリガリ書いてました。
おそらくこの問題は判決文を理解せずとも解けるものだったとは思うのですが、
中々ビビらせてくれる問題でした。
ユーキャンのテキストだと今年の問題は難しくなるという予想だったのですが、
あの内容はテキストを覚えてるだけ、問題集を完璧にするだけ、では6割いくかいかないかだと思います。
私自身、試験中は6割いかないだろうと思ってました。
結局自己採点で84%取れていたので合格でしょうが、侮れない試験でした。
FP1級はもともとテキストに載っていないものが出ると言われているので皆覚悟してますが、
宅建はそういう試験じゃないと思っているので(私だけ?)覚悟していない人も多いのではないでしょうか。
ただ、FP1級のように受験者の質がある程度担保されている中での合格率10パー近辺と
宅建のように受験者の質が担保されていない試験(失礼)での合格率(20%くらいでしたっけ)ではやはりFP1級の方が圧倒的に難しいのではないかと思います。
ただ、FP1級の勉強で不動産をやったから宅建が楽勝かと言われればそういうものではありません。
FPは1級の勉強だったとしても、不動産は「法令上の制限」の触りだけですし、具体的な内容まではテストでも聞かれませんから。
ですので、受ける方はしっかり勉強なさるべきだと考えます。
ネットを見ていると、FP2級と宅建を持ってる方が多いような気がするので、2級レベルの不動産知識でもうまく応用を効かせれば受かるレベルなのかもしれません。
試験中、あと自己採点していて悔しかったのは問24です。
選択肢の中に「固定資産税は、固定資産の所有者に対して課されるが、質権または100年より永い存続期間の定めがある地上権が設定されている土地については、所有者ではなくその質権者または地上権者が固定資産税の納税義務者となる」というものがあったのですが、「質権者も含まれてたっけ?テキストの欄外にそれっぽいのあった覚えがあるんだけどな」と悩んでいました。
おそらく正解がちょうどその選択肢で、私は間違った答えを選んでいたので悔しかったですね。
それではまた。