高校中退→Fラン→ブラック会計事務所→無職のブログ

高校中退からFラン大学、そしてブラック会計事務所に入ってしまい、そこを退職した不幸な無職青年(26歳)が這い上がるストーリー

住宅確保給付金申請手続き

皆さまお久しぶりです。

 

いきなりですが、最近住宅確保給付金なるものを申請しました。

コロナによる休業やら失業やらで収入が減った人に対する公的なサポートとしてこの制度に注目が集まってますよね。

 

私は先日4/2と4/9に分けて申請の手続きをしましたので一連の流れを書いていきたいと思います。

 

結論から申し上げると、「わりと簡単な手続きだな」と思いました。

 

もともとコロナで住宅確保給付金について色々情報が出てくる少し前に知って近くの社会福祉協議会に行きました。

 

3月中旬くらいでしょうか。

 

社会福祉協議会と同じ建物内にある「しごととくらしセンター」なる場所に予約もせず、ふらりと行きました。

 

しごととくらしセンターや社会福祉協議会でのサポートが有名になる前?だったようですぐに職員さんが出てきてくれました。

 

職員さん「どうしました?」

私「住宅確保給付金の申し込みをしたいんですけど」

職員「どこで知りました?」

 

みたいなやりとりをした後、軽く現状のヒアリングをされました。

「現在何をしているか?なんで申し込みするのか?現在の貯金やアルバイトの収入はいくらか」

 

住宅確保給付金はあまり使う人がいない制度なのか、職員さんもあまり制度について理解してないようでした。

 

たとえば、毎月の収入がいくら以下だと貰えるのか等について知識がなかったように思います(私はある程度調べてから行ったので知ってました)。

 

しかしながら、職員さんは上の人に聞いて答えてくれる等誠実に対応してくださいました。

 

ネットを見ていると、職員さんに冷たい対応された〜と書いている人も散見されますが、致し方ないことでしょう....

 

初日は20分くらいでヒアリングと説明が終わりました。

 

次に「くらしとしごとセンター」へ行ったのは4/2です。

 

4/2には事前に持ってくるよう言われた書類を持って行きました。

 

持って行った書類は下記の通り。

 

・預金通帳コピー

・賃貸借契約書コピー

・身分証明書コピー

・直近3ヶ月分給与明細コピー

雇用保険離職票コピー

・印鑑

・履歴書(後で求められるので先に持って行っちゃいましょう)

 

(すみません、記憶なので不足資料があるかもしれません)

 

住宅確保給付金は「くらしとしごとセンター」が窓口になっています。名前からわかるように、「くらし」と「しごと」です。

申請に当たっては担当者が2人つくみたいです。

1人は「くらし」の担当者。この人はお金の管理やら具体的な申請の手続きを担当するようです。

もう1人は「しごと」の担当者。こちらは就職に向けたサポートをしてくれます。ハローワークみたいな感じ。ハローワークよりも親身な感じですね。もちろん、職員さんによるとは思いますが。

 

これ以降はこの2人と基本的に毎週面談のようなことをすることになります。

 

4/2は面談や説明で2時間くらいかかりました。ちょうどこの時あたりから社会福祉協議会もセンターも予約が無いと対応してくれなさそうな感じです。

もっとも、本来予約すべきもののようですが。。

 

4/2はまず、「くらし」担当から住宅確保給付金についての詳細な説明と実際の申請に必要な資料の書き方の説明などを受けました。

 この時に大家さんに書いてもらう書類やハローワークで書いてもらう書類を貰いました。

 

「しごと」担当からは

「どんな仕事を希望しているか」

「前の職場ではどんなことをしていたか?」

「前の職場を退職したのはなぜか?」

「資格は何を持っているか?」

等よくあることのヒアリングを受けました。

話好きな方だったのと、職員さんがFP2級の勉強中だったので私がFP1級を持っていることについて色々話しました。

これがなければおそらく面談時間は1時間前後くらいだったと思います。

 

4/2は色々書類をもらって終わりました。

 

次に私がしたのは

「入居住宅に関する状況通知書」

(大家さんに書いてもらう書類)

「(名前忘れたけどハロワに書いてもらう書類」

の準備です。

 

まず、「入居住宅に関する状況通知書」は大家さんのポストに手紙を添えて投函しました。

「ハロワに書いてもらう書類」は4/7にハロワに行って書いてもらいました。

 

ハローワークは激混みかと思ってたらそうでもなかったですね。

 

でも、ハロワの職員さんも「入居住宅に関する状況通知書」は初めて見たらしく、「なんぞこれ」とでも言いたげな表情をしてました。

 

どう書けばいいのかわからないようで、隣の人や後ろにいる人に色々聞いてました。

それでも30分くらいしたらハンコも押して書類を返却してくれました。

 

私の場合は少し特殊だったようで、それも手こずらせた一因だと思います。

(昨年雇用保険の基本給付を申し込みハロワに登録するも、アルバイトで社会保険に加入していたので基本給付が結局もらえず、登録が閉鎖?されてた)

 

とりあえず、ここまでできたら申請手続きは90%終わったも同然です。

 

4/9の面談の際に

「入居住宅に関する状況通知書」

「ハロワに書いてもらう書類」

「印鑑」

を持っていきます。

 

「くらし」担当者にこれらを渡すといよいよ「住宅確保給付金申請書」をもらえます。

これをその場で記載して全ての書類が揃うと申請準備が完了です。

 

その日も1時間ほど「しごと」担当の職員さんとも面談して終わりです。

 

ここまでの手続きをして初めて申請が完了して、4月の末頃に「大家さんの口座」に直接家賃が振り込まれます。

 

私の場合は家賃が58,000円で、住宅確保給付金による補助は53,700円(単身なので)です。差額の4,300円は私が直接振り込みます。

 

結婚されていたり、子供がいたりするときは補助金額も増えてきます。

 

4/9で一通り申請手続きは終わりましたが、これ以降も毎週くらしとしごとセンターでの面談をしなければなりません。

 

また、企業の求人に申し込むことも何週間に何回やらなければならない等のルールもあります。

 

その証拠として、

2つの書類を毎週の面談の際に持参しサインを貰わなければなりません。

 

1つが「職業相談確認票」、もう1つは「常用就職活動状況報告書」です。

 

「職業相談確認票」は「総合支援資金」という文言もあるので、住宅確保給付金以外でも使う書類かもしれません。

 

ここまで文字ばかりですみません。

 

※ちなみに、住宅確保給付金は雇用保険の基本給付と併用できるらしいです。

 

※4/20からは色々要件が緩和されて少し使いやすくなるみたいですね。現状だと離職後2年以内のような縛りがあるので。

 

※4/20以降、制度が若干変わるみたいなので参考になるかわかりませんが、制度自体の理解と役所の対応の下調べとして、厚生労働省が出している「生活困窮者自立支援制度に係る自治体事務マニュアル」を読んでいくくらいはした方がいいと思います。私の例でもわかるように、おそらく先方も慣れていないので。

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それでは、これを読まれた方が申請から入金まで円滑に進むことを祈念して。

 

 

宅建受けてきました。

皆さん、ご無沙汰しております。

韓国旅行記を放置して数ヶ月が経過してしまいました。

 

その間はバイトと勉強しておりました。

 

会社を辞めたら勉強時間をかなり確保できるんじゃと思っていたのですが、

勘違いでしたね。

 

変わらないどころか、減っているかもしれません。

住民税はきついし家賃負担もキツいし、挙げたらキリがないっすね。

 

とりあえず、来年までの計画の中で宅建は今年取ると決めていたので勉強もそれなりにしつつ数ヶ月過ごしてきました。

 

7月から8月までは宅建の勉強に集中して、9月は鑑定士の勉強、10月の試験日までは宅建の勉強という感じで進める予定でした。

今思えばおおかた予定通りに進んだと思います。

 

ただ、宅建の試験日には行政法規まで完璧にするというのはダメでしたね。

宅建でも学習する範囲を超えての学習はやはり難しかったです。

都市再開発法やマンション建替円滑化法みたいに、ちょっと土地区画整理法に似てるとこはさわれたんですけど、それ以外がダメです。

 

宅建を受けた目的には2つあります。

1つ目は当然来年鑑定士を受けるためです。

宅建がないと受けられないわけではありませんが、受かってないと何か不安で。。。

2つ目は清算のためです。

大学時代、法律の勉強してみようかと思ってちょっとだけ宅建のテキストを読んだのですが、

「やっぱり法律は嫌いだからこういうのは専門家に任せるべき」と思って途中で辞めたんです。

まさか自分が将来法律が関係する職業を志すとは想像もしませんでした。

そんな昔の自分にケジメを付けるためにも今回受けました。

 

私はユーキャンの宅建テキストを使ったのですが、

試験当日には問題集はほぼ丸暗記してました。

問題を言われれば解説が浮かぶくらいの状態。

テキストは数ページ暗記できてない箇所がある、という感じでした。

 

過去問は1回もやりませんでした。

やる時間が無かったという方が適切ですね。

前日にテキストに付属した予想問題をやろうかと思ったんですがやりませんでした。

悪い点だったら縁起が悪いし、やって間違ったところを覚えるよりテキストの暗記に徹しようとの考えです。

 

これだけやれば試験当日はペンが止まることなくスラスラ回答できるかも、という淡い期待をしていましたが、そんなに甘くないですね。

初めっからペンは止まりまくり。

 

判決文を読んで答えなさいという問題を目にした時も「判決文を読め」なんて無理ーーー

と思いました。

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Twitterを見てると「けだし」という言葉が出てきたことに皆焦ったようです。

私は知ってましたが、「けだし」以外の日本語が意味不明だったので、文章を作り替えたものを下にガリガリ書いてました。

おそらくこの問題は判決文を理解せずとも解けるものだったとは思うのですが、

中々ビビらせてくれる問題でした。

 

ユーキャンのテキストだと今年の問題は難しくなるという予想だったのですが、

あの内容はテキストを覚えてるだけ、問題集を完璧にするだけ、では6割いくかいかないかだと思います。

私自身、試験中は6割いかないだろうと思ってました。

結局自己採点で84%取れていたので合格でしょうが、侮れない試験でした。

 

FP1級はもともとテキストに載っていないものが出ると言われているので皆覚悟してますが、

宅建はそういう試験じゃないと思っているので(私だけ?)覚悟していない人も多いのではないでしょうか。

 

ただ、FP1級のように受験者の質がある程度担保されている中での合格率10パー近辺と

宅建のように受験者の質が担保されていない試験(失礼)での合格率(20%くらいでしたっけ)ではやはりFP1級の方が圧倒的に難しいのではないかと思います。

 

ただ、FP1級の勉強で不動産をやったから宅建が楽勝かと言われればそういうものではありません。

FPは1級の勉強だったとしても、不動産は「法令上の制限」の触りだけですし、具体的な内容まではテストでも聞かれませんから。

ですので、受ける方はしっかり勉強なさるべきだと考えます。

ネットを見ていると、FP2級と宅建を持ってる方が多いような気がするので、2級レベルの不動産知識でもうまく応用を効かせれば受かるレベルなのかもしれません。

 

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試験中、あと自己採点していて悔しかったのは問24です。

選択肢の中に「固定資産税は、固定資産の所有者に対して課されるが、質権または100年より永い存続期間の定めがある地上権が設定されている土地については、所有者ではなくその質権者または地上権者が固定資産税の納税義務者となる」というものがあったのですが、「質権者も含まれてたっけ?テキストの欄外にそれっぽいのあった覚えがあるんだけどな」と悩んでいました。

 

おそらく正解がちょうどその選択肢で、私は間違った答えを選んでいたので悔しかったですね。

 

それではまた。

 

 

 

韓国旅行②2019/7/18〜7/20

皆さんこんばんわ

 

本日はFP1級実技試験の合格発表日でしたね。

 

落ちてるかもなぁ、でもFP1級落ちてたら来年受けようとしてる試験は話にならないぞ。。

と不安になりながら見たら受かってました。

受験番号入力ミスを疑って再度入力しても受かってました。

 

おめでとう、私。

 

これで弾みがつきました。

 

さて、今日は先日の韓国旅行レポート第2弾です。

 

2日目の予定は

①韓国の美容室で髪を切る

北朝鮮との国境付近へ行く。

でした。

 

美容室は友人が事前に予約してくれていました。

前日に友人が「明日は美容室の最寄駅に集合しよう。1人で来れるかミッション〜」と言ってたので、

午前10:45に堂山駅に集まろうと約束になってました。

 

それまでの時間を使って、

有名な慰安婦像がある日本大使館前と韓国の国税当局に行こうと決めました。

 

地図アプリを使って降りる駅や場所を当日の午前3時くらいまで詳しく調べてました。

 

起床後、朝8時くらいに永登浦駅を出発

周辺をブラブラ。近くの「九老税務署(구로세무서)」や周辺の会計事務所を見る。

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永登浦駅へgo

起きてから何も食べも飲みもしてなかったので空腹と喉の渇きが絶頂

駅の自販機で飲み物を買おうとするも、お札を自販機に何度入れても出てきちゃう。

Tmoney(韓国版Suica)をタッチするも買い方がよく分からず買えない。

キャッシュレスが進む韓国で自販機前で佇む日本人。。

諦めてコンビニで買おうと日本大使館近くの鐘閣駅へ。

地上に出てコンビニを見つけりんごジュースを購入。。。(喉の渇きで死ぬかと思った。。

お金も多少はある日本人観光客がどこでも飲み物や食べ物を買える韓国で餓死するところでした。

ウロウロしながら慰安婦像へ到着。

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警察車両がウジャウジャいましたね。

慰安婦像前に韓国のデモではありがちなテントが2つあって、中で人が寝てました。

日本よりかなり暑かったのにテントって地獄だよな。。。。

グルリと回って鐘閣駅へ。

永登浦駅到着

堂山駅まで30分くらい歩く。

美容室へ。

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どんな髪型になるかちょっと不安だったのですが、

周りの人によるといい感じの仕上がだとのこと。

ただ、いつも私が日本で行っている美容室と比べても居心地がすごく良くてビックリしました。

飲み物とかお菓子とか出してくれるし、カフェスペースみたいなのあるし。

日本にもあるのかもしれないけど、あれだけ安くて居心地のいい美容室は中々無いのでは。

カットのみで2,200円くらいでした。

韓国では割と高い方らしいです。

 

ただ、言葉が通じない状況で髪を切られるのは中々ない機会だと思うので楽しかったです。

どんな風に切るかは最初に友人が話してくれ、その後は「ワックスOK?」とかボディランゲージとか。

もし私がいくつか事務所を作るようなことがあったらあの美容室みたいな場所を作りたいなと思いました。

永登浦駅のタイムズスクエアカカオトークショップとかフラフラ

15:00くらいに臨津閣へ出発。

1時間半くらいで臨津閣。

途中の高速道路は川沿いにずっと続いていたのですが、川と高速道路の間に軍の見張所と鉄条網がありました。見張所の塗装は韓国軍の迷彩でした。

あと、高速の上の看板を見ても「ちゃんとした軍がある国なんだなぁ」とか「未だに休戦状態なんだなぁ」とか思ってました。

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これは帰りの写真です。右の1303は軍内のお悩み相談コールみたいです。

臨津閣到着

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これは途中のサービスエリアです。

日本のサービスエリアと作りは同じでした。

別の韓国人の友人によると、韓国のサービスエリアでは絶対食べなきゃいけないものがあるとのことでしたが、本人は名前をど忘れしてました。
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なぜかここにも慰安婦像。
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映画JSAっぽい像が置いてありました。
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この機関車は中々衝撃的でした。

朝鮮戦争で使われた弾薬量を考えたら当然かも。

もともと日露戦争時に日本が使ってた機関車らしいです。

朝鮮戦争時、韓国側が中国国境まで攻め込んだ時に物資を運んでた機関車だったけど、

中国が突如参戦、戻るに戻れなくて置き去りにされてたのを2000年くらいに持ってきてポスコが修復したそう。
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この先は民間人統制区域の看板が立ってました。

私たちが行った時間がこの先に入れる5分まえだったらしく、

案内所のおばさんに「行くなら早くね〜」と言われたので400円くらい払って行きました。

もちろんこの先は写真撮影禁止でした。

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これがここの入場券。
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橋脚に残った弾痕。他にも沢山ありました。
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先ほどの入場門みたいなとこの先端です。

なぜか前方のみ撮影OKで、左右は禁止でした。

左の橋は自由の橋でしたっけ。

初めは川の向こうが北朝鮮かと思ってたのですが、

よく見たらいくつか山を越えたとこみたいですね。

臨津閣は民間人が許可なしに行ける一番北朝鮮に近い場所だと。

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有名な板門店ももう少し先です。

ただ、この入場門みたいなとこのすぐ下には韓国軍の見張所とか銃眼が設けられたトーチカみたいなのもありました。

当然ここも激戦地だと思うので、ぼーっと向こうを見ながらブラザーフッドのような朝鮮戦争を扱った映画を想像してました。

雰囲気は私が行ってた高校の近くの利根川土手みたいな感じでした。

キジとか日本では聞いたことのない名前の動物もいました。友人に「鹿がいる」と言ったら、あれは鹿じゃないと言われました。名前教えてもらったんだけど、忘れちゃった。

 

展望台にあるお土産屋さんを覗いてみて分かったのはDMZは観光地なんだということ。

韓国軍のレーションとか乾パンとか、おいしいらしいソース(友人が兵役時代に食べたものばかりだそうで、味を教えてくれました。旧式の乾パンとニュータイプの乾パンもハッキリ分かれてるそうです。乾パンに味の違いなんて無さそうですが、何かが違うのでしょう)

本物か分からないけど、DMZの鉄条網を切り取って売ってもいました。あとはDMZのワインとかチョコとかコーヒーとか。

そこでいくつかお土産を買ったのですが、コンビニと違ってモニターが無いので金額を言われても分からず、友人は仕事の電話をしていて困ってしまいました。

あー、韓国語もっと勉強しとくんだったと思いましたが、拙い韓国語で「チョヌンイルボンサラン」と言ったら、店員さんが察して電卓に表示してくれました。

優しいですね。

 

今日はこのへんで終わりにしましょう。

 

この続きとかご飯とかはまた別日に書きます。

 

 

 

 

 

 

韓国旅行①2019/7/18〜7/20

皆さんこんにちわ

 

先日2泊3日で韓国ソウルへ行ってまいりました。

 

これで2回目の渡韓なのですが、前回は朴槿恵前大統領への退陣を求めるデモを見るために行っただけで、12時間も滞在していなかったので今回はじっくり色々なところを見ることができました。

 

行きは茨城空港から行きました。

 

関東鉄道が東京駅から茨城空港まで500円のバスを出しているのでそれを使いました。

(飛行機を使わない方は1,200円だとのこと)

降りるときに搭乗予定の飛行機の確認もしました。

 

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17:10離陸予定の飛行機だったのですが、東京駅を11:20に出発するバスに乗ってしまいました。

茨城空港には13:30についたのでだいたい2時間でしょうか。

 

チェックインまでの3時間、空港内をフラフラしてました。

 

こぢんまりした空港なのでお店等は成田や羽田に比べると少ないですが、

F-4が置いてあったり、戦闘機が飛ぶのを見れたり、茨城っぽいものを見れたりするから好きな人は好きだと思います。

 

私は生まれたのは水戸市で、中高の教育は取手市で受けているので茨城っぽさに懐かしさや居心地の良さを感じました。

 

私が空港で待っている間、名前はわからない自衛隊の飛行機がタッチアンドゴーやってたり、

F-2が何機も飛んでました。百里基地ってF-2もあるんですね。

 

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徴用工問題で中々冷え冷えな日韓関係ですが、イースター航空の直行便が飛んでる茨城空港ではそこかしこに韓国旅行のポスターが貼ってありました。

茨城空港からは他に春秋航空やタイガーエアが飛んでるからか、他の空港と違って白人や黒人がいなかったのも特徴的でした。

 

カフェスペースでちょっと勉強したり、隣に座った赤ん坊に癒されたり、戦闘機が飛ぶのを見たりしてたら3時間もすぐに過ぎます。

 

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チェックイン手続きも荷物検査も成田等に比べるとかなりスムーズに済みました。

チェックインカウンターでは1人でいる日本人は私だけで、他は大体女性でした。

当然ながら韓国人ばかりなので「あぁ、これから韓国に行くんだな」という実感が湧きます。

飛行機に乗る時だけはいつも不安になって早め早めに準備しすぎてしまうのですが、

茨城空港に限って言えばそれらは全て杞憂に終わりました。

 

今回は初めてイースター航空を利用しました。

空港で働いていた友人から「イースター航空は機材が古いよ」と言われてたので、ちょっと不安でしたが何の問題も無かったように思います。

(飛行機の翼のスス?みたいな汚れは帰りのジンエアーに比べると多かったけど)

 

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到着〜

 

茨城空港から1時間ちょいくらいで仁川到着です。

地図で見ると成田から仁川までとそんなに変わらなさそうですが、茨城空港からの方が30分くらい早く着きます。

 

日本と比べると冷たい感じの入国審査が終わってから友人との待ち合わせ場所に行きました。

空港の外に太極旗が見えたのですが、やはり韓国に来た感が高まるのでいいですね。

 

空港の新韓国銀行カウンターで両替をして。。。

(ちゃんと韓国語で言えた)

 

友人のKIAのMorningでソウル市内に行きました。

駐車場でも高速道路でも日本車がほとんど無かったのも高まりました。

HyundaiとKIAばかりです。

 

高速道路沿いの看板もHyundaiの保険会社とかハンファとかの看板ばかりで、これもまた高まります。

あと、漢江もいいですね。利根川や江戸川、大淀川とは比べものにならないくらい大きい。

半島とは言え、大陸と繋がってるからでしょうか。

 

空港からは1時間ちょっとでソウル市永登浦区です。

今回は1泊2,000円くらいのゲストハウスに泊まったのですが、中々にクレイジーな場所にあるクレイジーなゲストハウスでした。

 

おもわず、「まじか、ここか」と思ってしまうような。

高架下の真っ暗な通り、立ち並ぶ公衆トイレか家か区別も付かないような建物、ボロボロの炊き出し所、転がっている沢山の痩せたホームレス、同じくらい痩せた野良猫。。。。

 

永登浦はあまり治安が良くないとは知っていたのですが、前回は滞在時間が短く全く分かりませんでした。

ただ、今回学びました。。。。。

あまり治安がよくないと言われる小岩や新小岩にずっと住んでいたし、山谷にも何度か行っているのでそういう場所には慣れてるはずだったんですけどね。。。

 

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ゲストハウスというよりはカプセルホテルでした。

カプセルの外から鍵をかけることはできなかったので、外出したりシャワーを浴びたりするときは別にあるロッカーの荷物を入れることになったいたのですが、鍵の調子が悪くてかからなかったのでどこに行くにも荷物を持って出ていました。

社長さんは普通の人だったんですけど、従業員のちょっとおかしい青年は笑顔が不気味だった。。。。

朝の4時に外で車道にペットボトル投げまくってたし。。。。

 

口コミを見ると日本人女性も泊まっていたみたいだけど、あの地区はやめた方がいいかも。。。。

 

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永登浦駅からゲストハウスまでの壁にあった絵がエモかった。

 

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この日は永登浦駅近くで晩御飯食べて屋台行きました。

 

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↑こういう、ナントカPCって書かれた看板がいろんなとこにあったんですけど、

ネカフェかと思ったら違法賭博のお店らしいです。

パトカーがちゃんと通ってたのに普通にスルーしてたのは何でなんだろう。

友人も笑いながらわからないと言ってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FP1級実技試験(きんざい)④

皆さんこんにちわ

 

今日まで4回に分けて書いてきましたFP1級実技レポートですが、

本日が最終回です。

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

まずは過去問通りに「直接Aさんに確認することと佐々木さんがFPとして自分で調べることを挙げてください」と言われて。上記の2つを挙げた。

反応はよく覚えていない。何か2言3言やりとりがあった気がする。

その後、試験官から「サブリース業者について聞くって話があったと思いますが、サブリース業者について何かないですか?」と聞かれたが、頭の中はずっと??。再び試験官から「サブリース業者なら他にも何件もサブリースしてると思うんだけど、今回の保証賃料減額みたいなことが他にもあるんじゃ?」「あ、他にサブリースしている物件で同じようなことが無いか確認します」「うん、そうだよね」。もうここら辺からヤバい。

最後まで面接と言うよりは試験官から講義を受けているような状況。

 

次が不動産を子供に贈与することについてだった。

「贈与したら課税関係はどうなる?」「暦年課税の枠は一部使っているので、精算課税を使います(もはや自分で何を言っているのかあやふや)」「(へぇ、そこで精算課税使いますかみたいな表情で)精算課税ってどんな制度?」「2,500万円まで非課税、それを超える分について一律20%の税率で課税されます」「うん」

 

次が贈与した場合の課税関係について

「建物のみ子供に贈与して、土地はAさんが所有したままならどういう関係になる?」「使用貸借です」「そうだよね、じゃあそのまま相続が起きた場合はどういう評価になる?」「(詰まって下を向いてた気がする)」「自用地評価だよね」「はい、そうです(やばい、こんなのも知らないのかって思われたかも….)」

このあたりで貸宅地、貸家建付地の評価方法の話が出てきたが、もう借地権割合と借家権割合とかの、それっぽい単語を言うだけで精一杯。

試験官から「それは〇○だよね」と訂正される始末。

おまけに、隣に座っているだけのオーラと品のある爺さん税理士がタイタニック号のように傾き始める(たぶん隣の爺さん税理士の手元を覗き込んでいた)。これが気になって仕方がない。目が「この若造は寝言を言っているのか?」と語っているようだった。

 

ここらへんで「設例は普通借家契約だけど、賃料増額減額請求はできるんだっけ?」と聞かれた。「(たしかできたよなぁ…と思いながら)記憶では増額も減額もできたと思うのですが、すみません、調べて解答させてください」と答えた。

 

次が「贈与するなら土地も建物も?それもと建物のみの贈与を提案する?」という話。

自分では「建物のみ贈与する」「理由は?」「子供は贈与税を払うほど資力がない。精算課税を使う」「精算課税はどんな制度?」「2,500万まで非課税で、それを超えた分について一律20%の税率で税金がかかる制度です」「そうだよね、精算課税のゴニョゴニョ….(緊張と焦りでよく覚えていない。たぶん、相続発生時の持ち戻しはある?みたいなことを聞かれた)」「贈与時の価額で相続財産に加算されます」「うん、そうだね」「じゃあ、精算課税摘要時に払った贈与税は相続時どうする?」「相続税から控除されます」「うん、そうだね」

 

その後もよく覚えていないが、試験官としては「土地も建物も贈与する」方向に話を持って行って欲しかったよう。私は子供が贈与税を支払えないだろうし、既に贈与は年間それなりの額をしているから、贈与税の原資を親から子供に贈与するのは意味がないのではないかという考えに固執していた。

試験官は「親がそれなりに財産あるから、親が贈与税を負担してあげるっていうのもありだよね」と言っており、「はい、そうっすね」としか私は言えなかった。

 

ここらへんで12分のタイマーが鳴り終わる。

 

最後はお決まりの関連士業について。

「どんな専門家が出てくると考えられる?」「贈与税の計算にあたって税理士、不動産の評価が必要な場合には不動産鑑定士に依頼します」「他には?」「法律関係については弁護士にお願いします」「他には?」。ちょっとうつむいて考えていたら、試験官から「所有権移転とかあるんじゃない?」と言われ、「あ、所有権移転登記は司法書士にお願いします」「他には?」まだあるか??と思っていたら、「地積が変わるとかあるんじゃない?」「地積の更正や変更登記は土地家屋調査士にお願いします」「うん、そうだね」「各種専門家と関わるときに注意しなければいけないことは?」「各士業には税理士なら税理士法などがあるので、個別具体的な話をする際はその専門家に相談するなど協力を仰ぎます」「そうだね、はい、お疲れ様でした」

 

まとめ

・日曜の午後の部だったためか、控室からトイレは1人ずつじゃなくても行けた。事前情報では1人ずつしか行けないとあったし、行くにしてもトイレの前まで係員がついてくるとあったけどそうではなかった。

・10人しかいないのかと思っていたら、一番最初に集められた部屋には60人から70人いてびっくりした。みんなスーツ。ジャケットも着ている人が大半だった。クーラーはかなり利いていたからちょっと寒かった。年齢は40代が一番多く、30代と50代が同じくらい?20代は他に2人か3人しかいなかったように見える。女性は4人くらいしかいなかった気がする。

・みんな電卓持参していた(でも、細かい計算させることはないし、問題文を読んでいる時に電卓を使用している人はいなかった気がする)。

・AP品川近くのプロントに入ったら同じテキストを開いている人がいてびっくり。

 

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実技試験全体について言えることですが、

やはり落とすための試験というよりは覚えるべきことをちゃんと覚えているかの確認テストの意味合いが強いのだと感じました。

 

実技の対策問題集には「正解はないから説得力のある受け答えを」とか「根拠をはっきり言えるように」とか書いてありますが、おそらく面接官の手元のチェックリストには用語がいくつも書かれていて、それを言えるかどうかなんだと思います。

 

いくら根拠のある独自の提案をしたところで、点数には結びつかないのではないかと感じました。

 

明日以降はずっと放置してきた「FP1級と会社法」や、最近考えたFP的存在の意義、あとは昨年私の実家等等に国税局の査察が入りましたので、その状況とかも書いて行こうと思います。

 

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写真は「金」という韓国映画です。

日本でも上映される予定なのか分かりませんが、

好きな俳優さんも出るし面白そうなので見てみたいです。

 

それではまた。

 

 

 

 

 

 

FP1級実技試験(きんざい)③

皆さんこんにちわ

 

木曜日から韓国旅行に行ってくるのですが、

友人にお土産として半導体の材料でも買って行ってあげようか?

と冗談を言ったらちょっとウケを取ることができました。

 

今日は第3弾です。

 

パート2について書くのですが、

ズタボロだったため、問題と私が試験時間中に考えた提案例のようなものだけ書きます。

 

毎日このブログを見るような方はいらっしゃらないとは思いますが、

問題文(きんざいのHPにも載っています)を見て読者の方も提案例を考えていただければと思います。

 

試験中のやりとりは明日か明後日に掲載します。

 

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15:45からパート2の問題を読みはじめ。

渡された瞬間「サブリース」という単語が出てきて嫌な予感。

又貸しみたいなの何となく苦手だから。

「保証賃料」って単語も初めて聞いたため困惑。

とりあえず問題点や本人に確認すべきこと、自分で調べるべきこと絞り出した。

 

パート2

Aさん(78歳くらい)、妻(78歳)は預貯金も5,000万くらいある。年金収入は二人合わせて月に30万くらい。子供は一人で、会社員。ただ、会社の業績が悪く給与は少ない。Aさんが年間数十万援助している。Aさんは自分の父から相続したお金で賃貸不動産を所有している。サブリース業者と契約してサブリース業者が入居者と転貸借契約を結んでいる。

ただ、市況が悪くてこの間サブリース業者から保証賃料を15%下げて欲しいと言われてそれに応じた(不動産賃貸も楽じゃねえなぁとAさんは思った)。固定資産税とか火災保険料とか払って手元に残るお金は年間300万円。Aさんは子供の生活の足しになればいいと考えているため、子供に不動産を生前贈与したいと計画。不動産会社に勤めていた知人に相談したところ、「土地も建物も贈与しちゃう方法」「建物だけ贈与しちゃう方法」どっちもあるけどどうする??と言われて迷っている。Aさんは不動産を子供に贈与しても生活は別に苦しくならない。ちなみに、所有不動産は駅から徒歩7分くらい。6室あって今は5室入居。

 

状況

・机はパート1と同じ配列だった気がするけど、面接官2人のみ(どちらもお爺さん)。

パート1では質問してこない方も何かメモしていた気がするけど、パート2では片方はしていなかった気がする。

・てっきりパート1と同じ面接官かなと思っていたけど、パート1の面接官とパート2の面接官で別れているらしく、別の面接官だった。

 

私が挙げた調べるべきこと

・サブリース業者を選定する際に比較はしたか。

・サブリース業者との契約書の確認

・不動産取得時の契約書

ここまでがAさん本人に確認すべきこと

・謄本の取得(設例を見ると、土地も建物もAさん所有らしいが念の為)

・周辺の家賃相場

・知人でも何でも他にサブリース業者を使っている人がいるなら話を聞いてみる。

私が考えた提案

・正直なところ、決められなかった。建物のみの贈与かなと考えていたが根拠まで行き着かなかった(そもそも贈与するにしても、子供にそんなに金が無いなら贈与税も払えない。暦年贈与の枠も年間数十万の贈与で一部使ってるしなぁ….相続時精算課税使うにしても….生活費とかの贈与なら行けるんじゃね??っていうのもこの文章をまとめているときに思い出した)。

・関連士業についても、贈与税の計算に税理士、不動産の評価が必要なら不動産鑑定士としか思いつかなかった(司法書士や弁護士、土地家屋調査士もいることは知っていたが、設例を見るにこれらの士業が関わる状況を想定できなかった。結論としては、司法書士土地家屋調査士も必要なわけだったが、それは試験監督に促されるまで気づくことができなかった)。

 

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試験官とのやりとりに若干言及してしまうのですが、

実技試験でお決まりの「関連士業について」は、受験者が設例を見て想定できる関連専門家を答えるのが求められるのではなく、『実技対策問題集(きんざい発行の定番書籍)』に掲載しているものを全部あげるのを求められるようですね。

 

私の想像力の欠如もあるとは思いますが、

挙げられるものは全て言ってしまうのがベストかと思います。

自分自身が設例から考えつけるかどうかは置いておいて。

 

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写真はネットフリックス限定の韓国ドラマ「アビス」です。

見始めた時は微妙な感じだったのですが、

すぐに面白さに気づいて結局一気に見切ってしまいました。

 

韓国旅行では軍事境界線近辺の臨津閣にも行ってくる予定なので、

できれば写真も撮りたいなぁと思ってます。

 

それではまた。

 

 

FP1級実技試験(きんざい)②

数少ない読者の皆様

 

こんにちわ

 

FP1級ブログ界の過疎地、このブログへようこそおいでくださいました。

 

本日は昨日の続きです。

 

昨日の記事は私がブログを初めて初めて1日の閲覧数が60を超えることになりました。

 

5月実施の学科の合格発表があってすぐなので、

実技についての記事の需要が高まってたタイミングだったのもあると思います。

 

ちょっと元気になったので今日もちゃんと書きますよ。

 

では昨日の続きからご覧ください。

 

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お次は相続税についてだった気がする。
「最初に佐々木さんも言ってたけど、相続税多いね」「はい、そうですね」「どう対策する?何か使える制度ある?」「小規模宅地の評価減の特例を使います(妻に相続させ、特定居住用宅地として330㎡まで80%評価減できます、と言うか、別の制度名を挙げるべきか迷ってちょっと時間が空いた)」そしたら試験官が「他には何かある?」「配偶者の税額軽減が使えます」その後にも何か会話があった気がするけど記憶がない。「最初に遺産分割の話があったけど、遺産分割できなかった場合の相続税の申告はどうなる?」「法定相続分で相続したと仮定して申告します」間髪を入れずに「その時ってさっきの小規模宅地とか配偶者の税額軽減は使えない?」「使えます。相続税の申告期限から3年以内に分割して、それから4か月以内に更正の請求をすれば小規模宅地や配偶者の税額軽減を適用した税額にできます」(今思えば、3年以内の分割見込み書を法定申告期限に出すことについても触れればよかったけど、今この文章を作成しているときに思い出した)。「その3年以内ってのいうはいつから3年以内?」「相続税の申告期限から3年以内です」(ここでも面接官頷きながら何かメモ)

 

次が金庫株について。
「問題文にもあるように、X社(Aさんの弟の会社)、Aさんはそこの株を10%持っていて、X社から買い取りたいという話をAさんは受けてるんだよね。その時の課税関係はどうなる?」「譲渡する株式に対応する資本金等の額と譲渡価額の差額については『みなし配当』として総合課税の対象、譲渡する株式に対応する資本金等の価額と取得価額との差額については20,315%、これは所得税と住民税合わせた金額なんですけど、この税率で申告分離課税となります」面接官ニヤニヤしながら「それって、Aさんに相続が発生して誰かがX社の株を相続した場合にX社に対して譲渡しても同じ課税?」「いえ、相続してから3年以内の譲渡であれば、全額について申告分離課税所得税住民税合わせて20,315%で課税されます」


最後はお決まりのFPの職業倫理
「FPの職業倫理っていくつかありますよね。それを挙げて、特に重視するものを言ってください」「6つあります。顧客利益の優先、守秘義務の順守、そして説明義務のアカウンタビリティインフォームドコンセント、そして能力の啓発とコンプライアンスです。私は顧客利益の優先を重視します」「どうして?」「登場人物が多いですから、Aさんの意見や利益を重視しつつ、他のご家族の意見を入れてプランニングします」「それはAさんさえよければあとは泣いても構わんってこと?笑」「いえ、次男や他の方の意見も入れてトラブルの起きにくいプランを立てたいということです(ネットに載っていた問答集の受け売りだったので矛盾を感じて焦った)」「わかりました。顧客利益の優先とはちょっと趣旨が違うと思うけど、そこは勉強してください(ニヤリ)」。ここでちょうど12分のタイマーが鳴った。「はい、ありがとうございました(ニヤリ)」

 

反省
・問題用紙にびっしり対策や問題を書いたが、言えないところ度忘れしたところがあった。
Ex)不動産管理法人を設立した場合に土地と建物両方を法人に移すか、建物だけを法人に移すか?土地はAさん名義のままにしておくならば借地権の認定課税を防ぐために「無償返還の届出」を出すか「相当の地代」方式にするか云々
・遺言について聞かれるとは思ったが、改正内容を頭に入れてなかった。教育資金の一括贈与の改正にヤマを張ったかたちになっていた。

 

再度控室に行ってパート2が始まるまで待機。しばらくすると左列トップバッターのサーファーみたいな日焼けおじさんがパート1を終えて帰還。荷物をまとめながら「はーっ、まじかー….」とため息交じりに言いつつ帰った。パート2厄介なのか?と一瞬考えたけれど、彼が今受けたのは私がさっき受けたパート1だと思い出して安堵。

 

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本日はこのへんで안녕

 

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写真は実技試験当日に最初の大きい控え室で配られた紙です。

受験者なら当然知っていることがつらつらと書かれたものです。