FP1級学科試験
今日は1月に受けてきた学科試験についてです。
そこそこ偉そうなことを何度か書いてきたのですが、
私の学科の点数が何点だったのか、
本当に合格していたのか書かないと文章に信憑性が出ません。
下が私の学科試験の結果です。
ギリギリですね。
200点満点で6割取れていれば合格の試験なのでほんとギリギリです。
自己採点では基礎編が47点だったから、応用編は82点です。
定石通りだいたい基礎編5割応用編7割ってことです。
もともと生保が好きではなくてテキストを通読しただけでしたので、基礎編の中でも生保関連の問題は壊滅してました。
長期平準定期保険等、定番の事項についても基礎的な知識が抜けておりました。
こんな感じでした。
でも、それでも受かる試験なんです。
会計事務所勤務なので一番出来ても良さそうなタックスプランニングも正答率がいいわけでもありません。
強いていうなら不動産と事業承継分野はちょっと良かったみたいですね。
この2つに助けられたようなものです。
過去問を見てても、この2分野は変な問題を出すことが少ないように思います。
例えばタックスプランニングの場合、あるルールを知らなかっただけで連鎖的に間違うような問題を作れます。
タックスだと法人税申告書の別表4を書かせる問題が頻出ですが、
私が受けた時は「受取配当の益金算入(だったか不算入)」が出てきました。
このルールを知らないだけでこれより下の空欄は全て間違えるわけです。
もちろん最下段の課税所得金額が違えば税額も変わります。
120点近辺での攻防が生死を分ける学科試験でこれはかなり痛い。
税金分野は特例とかそういう枝分かれしたものが多いので、
根幹部分を抑えるしか無いです。
税理士資格持ってたり、科目合格してたり、簿記1級持ってたり(簿記1級がどの程度の内容を勉強する資格なのかは知りませんが)する人はたくさん知識があるのでしょうが、
何もベースが無い人間は細かいことは気にせず根幹部分を抑えましょう。
根幹部分を抑えられてるかどうかの判断基準は
タックスの問題を見て申告書(法人税も所得税も)が頭にスッと浮かぶかどうか、です。
問題を見て申告書がパッと頭に出てこないのであればマダマダだと思います。
愛用テキストに白紙の申告書を貼り付けておきましょう。
これに対して不動産や事業承継はテキストに載ってないようなものを使うことはまずありません。
なので、不動産と事業承継は手が自然に動くようになる状態に持っていくべきでしょう。
次回はFP1級学科試験と会社法との関連について書きます。
あまり他のサイトじゃこの組み合わせは目にしませんよね。
ご期待ください。