高校中退→Fラン→ブラック会計事務所→無職のブログ

高校中退からFラン大学、そしてブラック会計事務所に入ってしまい、そこを退職した不幸な無職青年(26歳)が這い上がるストーリー

FP1級実技試験(きんざい)①

皆さんお久しぶりです。

 

真面目系クズ兼会計ドカタ「だった」チンポコ丸でございます。

 

会社法とFP1級について書きますと言ってからほぼ1ヶ月が過ぎましたね。

 

我が大日本帝国は梅雨に突入し、先程「だった」と書いたことからも分かるように、私は会社を辞めて現在は無職です。

 

突然ですが、表題についてでです。

 

本日から何回かに分けて私が6月に受けてきた実技試験について書いていきます。

全く、会社法の話はどこに行ったんですかね。

 

ブログを書き始めたきっかけは自分で作った教材を売るための窓口を作るためだったんですが、

今のところ何も実績が無いので売ろうと思ってたものを公開してしまいます。

 

売り物になるか分からないレベルのものですが、

実技試験終了後すぐにまとめて推敲を重ねたものです。

 

くだけた表現はありのままを文章に起こすための手段と捉えてください。

 

ではお楽しみ下さい。

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

2019年6月9日(日) 13時集合(午後の部)
場所はAP品川 9階 Mルーム集合
AP品川はKACHIELが6階に入っているビルに3フロア借りている。

 

パート1
賃貸不動産や青空駐車場、弟が経営している会社の株を10%保有しているAさんについての問題。二世帯住宅に居住。1階に妻と長女と住み、2階には長男家族が住んでいる。K市在住。次男は東京の持ち家に住んでいる。次男は教育費や住宅ローンがきつい(記憶が曖昧だが、もしかしたら今は賃貸住まいで持ち家が欲しい、だったかもしれない)。
Aさんは個人で不動産賃貸事業を営んでいる。長女はそれを手伝っている。長女は独身。Aさんは長女の将来が心配なので、賃貸不動産と駐車場を相続させたい。次男にはちょっとお金やればいいだろうと考えている。長男には2次相続で2世帯住宅をあげればいいかなと考えている。不動産所得は2,000万、相続税の資産は2億弱(小規模宅地や配偶者の税額軽減考慮してない数字)。

状況
・この字型に机が並べられていた。面接官は向かいに2人。横の机には女性が一人いた。
向かって左の面接官だけ質問してきた。ニヤニヤした50くらいのおじさん税理士?かたっぽは40くらいで割と若めの税理士?女性は特に何をするでもないから気にしなかった。
面接官の手元にはチェックリストのようなものがあって、キーワード?を私が言ったらチェックしたり、時々何かをメモしたりしていた。2人の面接官の手元の書類は別々に見えた。
右側の若めの面接官は終始目を伏せていたけど、たまに頷いていた。メモはほとんどしていなかった気がする。

私が挙げた問題点(6個挙げた)
・現在、兄弟仲は良好と問題文にあるが、将来的にどうなるかは分からない。
・上とかぶるが、将来的に次男が不満を持つ可能性。
・不動産所得2,000万は多くないか?
相続税がやはりかなり大きい気がする。
・二男が教育資金や住宅ローンか持ち家の取得資金に困っている。
・あと1個は忘れた。

私が考えた対策
・遺言書の作成(遺留分に配慮←これはメモしていたが面接ではすっかり忘れていた)
・青色事業専従者給与を払っていないのであれば、長女に支払う。
・長女が代償分割
・法人を設立し、長女を役員に入れる(あわよくば次男も役員にいれれば教育費や住宅取得資金の足しにできる)。
・Aから孫に教育資金をあげるのは教育資金の一括贈与が使えたかあやふやだが、それを使う。また、住宅取得資金の一括贈与を使う。

まず面接官からは問題を挙げられるだけ挙げてくださいと言われ、上記の6つを挙げた。
次にその中であなたが一番問題だと思うのは?と聞かれたので、3人の仲が将来的に悪くなるリスクを挙げた。
その対策は?と聞かれたから遺言書の作成と言ったところ、「遺言には3種類あると思うけど、どんなのがある?」「自筆・秘密・公正証書遺言があります」「その中であなたは何を薦めたい?」「自筆証書遺言を薦めます」「なんで?」「自筆証書遺言はAさんが自分で書くものだから、相続が発生した場合に遺族が『自分の父の遺言なんだ』とはっきり思ってくれるのではないかと思うから」「(そうかそうか、みたいな顔を面接官はしながら)自筆証書遺言の場合、注意しなければならないことは?」「検認が必要で、公証人とそれ以外の証人も必要です(証人の人数などは覚えてなかったが、そこはあまり気にしていなかった様子)」「自筆証書遺言については今年の1月に改正があったと思うけど内容は知ってる?」「改正があったこと自体は知っています。ただ、すみません、内容については調べてお答えします」(今考えれば、財産目録のワープロ作成が認められたとか知っていたけど、全く思い出せなかった)。面接官は「改正があったこと自体は知ってるけど、内容は覚えてないってことね」と言ってうなずく。
で、次の話題。たしか不動産所得についての話。
ここは青色を払って所得を下げる話をした、法人設立することも話した。次男を役員に入れる案(次男は2か所給与になるので確定申告の手間は増えるがという前置きを一応入れた)については、試験官から「K市がどれくらい東京から離れているのか分からないけど、実態が伴わないリスクもあるよね」と突っ込み。ここは「はい、そうっすね」とニヤリ。
次が住宅取得資金と教育資金についてだった気がする。
「教育資金についてはどうする?」「Aから孫への贈与で使えたかはうろ覚えなのですが…」と前置きしたところ、「じゃあ(そこはいいから、みたいな感じで)使えるなら『教育資金の一括贈与』はどんな制度?」と聞かれた。「30歳未満の受贈者に対して、1,500万円、学校等以外には500万円までの贈与が非課税になる制度です。ただ、今年改正がありまして、贈与者が亡くなった場合は残額が相続財産に加算されます。また、受贈者に所得制限が設けられました。この場合だと次男の所得が1,000万円以下(未満かはあいまいだった)でないと使えません」(面接官は頷きながらメモメモ)「じゃあ住宅取得資金の贈与はどんな制度?」「一定の省エネルギー性を備えた住宅の取得資金は1,200万円まで、それ以外の普通の住宅の取得資金は700万円まで非課税になる制度です」(ここも面接官は頷きながらメモ)

この辺りで土地と建物どっちを贈与する?みたいな話になって、「建物のみ」と答えたところ「税金どのくらいになる?」と聞かれた。簿価か時価相続税評価か忘れてしまったが、1億円と設例に記載があったので「1,500万円です(1億円▲2,500万の20%)」と言った。試験官は驚いた顔をしていたが、むしろこっちがびっくりした。「自分の計算が間違っていたのか、それとも電卓を持っていないのにすぐに一応正確?な税額を言ったからか?」と迷ったけど、試験官が「あ、そういうことね」みたいな顔をしたのでよくわからないけど乗り越えた感。

 

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中途半端ですが、今日はこのへんでサヨナラです。

 

続きはまた明日ちゃんと掲載します。

 

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写真はこの間始めて飲んだバターコーヒーです。

味とその後については何も書きません。

とりあえず買って飲んでみてください。